病院には様々な患者さんが入院しています。骨折のように体の自由が利かない方から、命に関わる病の方まで、私たちは様々な患者さんの命の預かっています。
私たちナースは患者さんの治療にあたることはできませんが、より快適に、心から安心して入院生活を送っていただくために、しっかり注意して、一人ひとりと対応していくことが肝要だと思っています。また、医療現場でうっかりという言葉は通用しません。うっかりで失敗することは、すなわち患者さんの命に直結する可能性があるからです。
冬の乾燥した時期に、誰しもが感じたことがある静電気。身近で良く発生するだけに当たり前で大した影響はないように感じますが、医療現場においての静電気は絶対禁物です。なぜなら、精密な医療機器を狂わせてしまう恐れがあるからです。患者さんの中には、そのような機器で命をつないでいる方もいます。
注意することは当然ですが、同時にナースシューズや身につけるものなどでも静電気対策をする必要があると私は考えています。
患者さんを中心に医療現場の危険を書いてきましたが、私たち医療従事者も常に危険と隣り合わせにいます。たとえば、使用済みの注射針。徹底しているのでまずあり得ませんが、忙しいときに処理を忘れ、放置してしまった注射針が足に刺さるようなことがあっては、重大な病気に感染してしまう恐れもあるのです。
ナースは、サンダルを履くイメージを持っていましたが、実際の現場では、スニーカータイプのシューズが履かれているのはこういう危険を回避する目的があるからです。これからナースを目指す方には是非知っておいてもらいたいです。